あかねこ屋敷
[このSSは実際の企業・団体・人物・物理法則とは一切関係ありません]




勇吾「高町、俺と付き合ってれ」

恭也「よいだろう」

のどかな昼休みのひと時

クラスがその会話を聞いて戦慄した





G・ノエル

writtenn by あかねこ








がたがたがたっ!

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

最初に再起動したのは忍であった

持っていたパック牛乳を握りつぶしながら怒鳴る

「忍、どうした?」

「月村、牛乳こぼれてるぞ?」

忍は二人の普通すぎる対応に怒りを増長させる

「どうしたかじゃないわよ!? なによ今の会話は!!
恭也もあっさり快諾するんじゃないわよ!!!」

ぶんぶん、と手を振り回し牛乳を撒き散らす

恐らく数十分後には教室中がゲロ臭くなっているだろう

貰いゲロをしてしまう人間も少なくあるまい

この日、教室はちょっとした阿鼻叫喚になってしまうのは別のお話しだ

そんなこととは知らず恭也は

「は? なにか問題があるのか?」

「『なにか?』・・・じゃないわよ!!
問題大有りよ! 環境汚染よりも大有りよ!!」

「お、おい月村落ち着けよ、俺はただ高町に付き合って欲しいだけだよ」

どこか忍を哀れむような目で宥める勇吾

その視線に

ぷちん

忍は切れた

「・・・・・赤星君、あなたはいいクラスメイトではあったけど
いい友達ではなかったようね、いいわ、いつかはこんな日が来るとは思っていた
ただ、それが少し早かっただけ、ただ相手が男なだけ、そう、これも運命
覚悟はもう出来ているわ」

一人ぶつぶつと呟く忍になにか得体の知れない恐怖がまとわり付く

「お、おい、赤星! なにか誤解があるんじゃないか!?」

「そ、そのようだ! 月村! 俺の話を聞いてくれ!
俺はただ高町と」

「ジャイアント・ノエーーーーーーーーーーーーーーーール!!!」

忍が天空に向かって絶叫する

その瞬間




忍の家

メイド服を着てノエルが庭を掃除していた

「もうすぐ秋ですね、落葉もふえてきているようですし」

落ち葉を一枚拾い上げ秋を実感していると

ぴきーーーん!

「は!? これは忍お嬢様からの緊急要請!? 急がなくては!!」

そう言うと天空に向けて片手を挙げて

「ノエル・バード!」

すると屋敷の屋根が二つに割れ

一機の鳥みたいな飛行機が飛び出してきた

「おわーーーーーーーー!!?」

屋根の修理をしていた安二郎(借金返済の為に強制労働)は飛行機に巻き込まれ

地上数十メートルの屋根から垂直落下していった

そんなこととは無関係に飛行機はいつの間にかノエルを乗せ学校に飛び立っていた

「・・・し・・・死んでしまうで、ホンマ・・・・ぐフっ!?」






再び学校

何事か叫んだ忍は不敵な笑みを浮かべ恭也たちに対峙していた

「うふふふ、もう謝っても遅いよ? 既にプログラムは発動しちゃったからね
これで恭也は私と二人のユートピア、それは絶対真理の方程式
何人も邪魔も阻止もすることのできない愛のディスティニー」

わけの分からないことをほざく忍

クラスの全員が思った

『うわぁ、毒電波受信してる・・・・』

「月村、俺たちはなぁ」

それでも赤星が忍に話しかけようとすると

しゅばーーーーーーー! 

ちゅどーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!

突然ミサイルが撃ち込まれ教室(窓側)が粉々に吹っ飛んだ(生徒も)

「忍お嬢様ーーー!!!」

外には鳥のような飛行機が上空に滞空しているではないか

「ななな、なんだあれは!?」

突然のテロ行為に驚く勇吾(まあ、当然だろう)

「むぅ、小型飛行機のようだな、操縦者はノエルさんか・・・・」

一方、テロには慣れている(!?)恭也は冷静だ

二人がそんなことを言ってる間に忍は謎のスイッチを取り出し

「ノエル! 最終変形承認!」

そういって、「ぽっちとな」と言ってスイッチを押した

「了解しました、最終変形します」

そう言って一息間をおくと

「ノエル。マシーーーーン!!!」

どがぁ!

地面(校庭)からモグラのようなドリル戦車が

ざばぁぁん!

プールからサメみたいなマシーンが

ばごぉぉ!

校長室から校長っぽいマシーンがそれぞれ飛び出してきた

そしてマシーンがノエルの飛行機に向かって飛び掛り

がちゃーん がきん うぃーん じゃっきーん 

それっぽい合体をした(アニメ風味)

「完成! 超ご奉仕ロボ、ジャイアント・ノエーーーーーーーーール!!!」



[テーマソング:涙の鋼鉄メイド挽歌]

ちゃららちゃらちゃ−ら!!♪

たたかう、僕らのメイドさーん♪

青い空にはメイドが似合う♪

今日もご奉仕 イェイ♪ イェイ♪ イェイ♪ (セクハラ上等!)
                        ↑
                       安二郎ボイス
逝くぜメイド奥義『冥土パーンチ』!

今日も戦うメイドさーん♪

鋼鉄メイドノエルさーん♪
 
※繰り返し



ここに、でっかいノエルが誕生した

いつの間にか忍も乗り込んでいたようで

ジャイアント・ノエール(以降、G・ノエル)の目からその顔が見える

「ふふふ、赤星君! まずはあなたよ!!」

忍は逝った目つきで赤星をターゲットにした

G・ノエルがその巨大な腕を赤星に向けると

「…距離30メートル、風なし。…照準セット
カートリッジトリプルロード…ジャイアントファイエル!」

ずぎゃぁああああああああああああああん!!!

「あぎゃあああああああああぁぁぁぁ・・・・!!!」

ロケットパンチは赤星をふっ飛ばし、校舎を見事に抉りながら貫通した

後ろの市外は壊滅的打撃を受けたことだろう

「さあ! あとは恭也だけだよ!」

忍が恭也に叫ぶ

残された恭也は静かにG・ノエルの前に歩み出ると

「忍、理由は分からんが、もうよせ
これ以上、暴れれば取り返しがつかなくなるぞ・・・」

忍をまっすぐ見つめながら言った

その視線に一瞬たじろぐが忍はかぶりを振って

「だって、だって! 恭也が悪いんじゃない!
恭也が赤星君なんかと仲良くしてるから!!
私が恭也のこと好きなこと知ってるくせに、あんなこと言うから!!!」

涙を流しながら本心を告白する忍

ここだけみればいい場面なのだが

「忍!!!」

かつてない大声で怒鳴る恭也

「っっ!!?」

恭也に怒鳴られびっくりした忍は硬直した

しかし恭也はそんな忍に対してあくまでやさしく

「忍、よく聞いてくれ、俺は忍や赤星、そして皆が好きだ」

忍の目から涙が一気に溢れる

「しかし、愛しているのはお前だけだ!!」

笑顔で断言する恭也

忍の目からは涙が止まらなかった

「恭也ーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

「忍ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

G・ノエルから飛び出して恭也に抱きつく忍

お互い硬く抱きあい、愛を確かめ合う

「恭也、絶対に私を離さないでね? ずっと愛してるわ・・・・・」

「もちろんだ、俺も愛しているよ・・・・・忍」

そして夕日が愛する二人を照らし

二人はそっと口付けをかわすのであった

「忍お嬢様・・・・永遠(とわ)にお幸せに・・・・・」

そして、G・ノエルは愛する二人を見守りながら静かに立ち去るのであった

ずどどどどどどどどどどどどーーーーーー!!!



ありがとう! G・ノエル!

今日も君のおかげで一組の馬カップルの危機が救われた!

しかしG・ノエルの戦いは終わらない!



学校の屋上に佇む影

「ふふふ、さすがはG・ノエル! 次はこうはいかないわよ!」

死んだはずのメガネスキー・ミユキは生きていたのだ!

失った身体の半分をメガネで補い彼女は生きていた!

次回! 『恐怖!? 触覚女コックローチ・フィアッセ

「そ、そんな!? メイドパワーが吸い取られる!?」

「ふふふ、メイドはあなただけじゃないのよ・・・・」

「!!? あ、あなたは!!」

現れるもう一人のメイド


ノエルの戦いは続く・・・・








「・・・・・・・・・・っというような本を作成いたしました」

「いや、そんなこといわれても困るんだけど(汗)」

ここは月村邸

ノエルに見せたいものがあるからと呼ばれ

妹たちとレンや晶、那美さんやフィアッセを連れてきたのだが

「いやー最近ノエルが同人誌にはまっちゃってさー♪」

忍がなんの悪びれもなくいう

「おまえが原因か!!?」

「忍さん、このメガネスキーってわたし!?」

「私、触覚!? コックローチ!? ゴキブリ!?」

「あのー、もう一人のメイドって私のことですか〜!?」

「皆さんがモデルでございます」

ノエルがいらんことを言う

「「「し・の・ぶ! さーーーん!!?」」」

「あ、あは、あははーーー(汗)」

自業自得だろう

忍はこっぴどい目にあって反省していた

しかしノエルの同人活動はしばらく続くのであった









あとがき


あかねこは二重人格ですので対話形式です

わるねこ「世界がぶっこわれとるぜぇ、夢オチ以下だねおい!?」

よいねこ「恭也様が男らしかったですね、むしろ漢?」

わるねこ「恭也ぜんぜん活躍してねぇじゃねえか?」

よいねこ「告白シーンとか最高でしたね!
      二人の隠された本音が青春爆発しています!」

わるねこ「おいっ! 俺の話きけよ!?」

よいねこ「それではみなさん、またあいましょ〜♪」

わるねこ「てめっ!? わざと無視してるだろ! おいっこらっ!!」




終わったっぽい



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