あかねこ屋敷
このSSは全編をとうして前半シリアス、後半ギャグの二段構成になっております

あまりのギャップに驚愕しないようお気をつけください

[このSSは実際の企業・団体・人物・物理法則とは一切関係ありません]






漆黒のケだモノC

writtenn by あかねこ






(あらすじ)

恭也がホテルで美沙斗さんと闘い説得には成功するが

爆弾から庇ったせいでBADEND後のお話です

ちなみに他のイベントを全て経験したご都合END直前です









高町家


「・・・・・・・・・・・・あ?」

目が覚めた、俺は布団で寝ていたようだ

頭がぼーっとする

立ち上がって身体に異常がないか確認しよう

手・・・・・・・よし

腕・・・・・・・よし

足・・・・・・・よし、っというか膝の痛みすら感じない

服装・・・・・・・・よくない

「なぜ裸なんだ?」

たしかコートは粉々になってしまったが

裸というのはおかしい

手近にあったシーツを腰に巻いてアレを隠す

「ここは・・・・・・・俺の部屋!!?」

たしか俺はホテルで美沙斗さんと戦って

説得に成功したけどその直後、テロの爆発から皆を庇って・・・・

「死んだはずだが・・・・・」

まずは現状把握が最優先だろう

なぜか懐かしい和室から俺はでることにした






「なーおさるーお師匠はいつおきるんやろかー?
あとウチ、まだアソコがひりひりするんやけど・・・・」

ジャガイモの皮を剥きながら器用に話しているレン

げし

「あー今日で二日目か、カメののんびりがうつったんじゃねーかー
にしても俺もまだ結構いてぇし」

鍋をかき混ぜながら晶も話す

どか

さり気に下半身は激しい足技の応酬を繰り返しているが

げし げし どか ばき

「あ、美由希ちゃーん、お昼だから皆さん呼んできてくれますかー?」

リビングで那美と話しをしていた美由希に話しかける

「うん、わかったー」

そういって桃子やフィアッセを呼びにいった

「私はなのはちゃんを呼んできますねー」

那美も庭へむかう




『狐よ、なぜ我のヒゲをひっぱるのだ、いたいぞ』

「こうろうの、ヒゲ楽しい♪」

『げはははは! えらい男前になっとるで自分ー♪』

「あわわ、だめだよくーちゃんかわいそうだよー」

「わかった、やめるー」

久遠はぱっとヒゲを離す

『うむ、素直は美徳なり、なのは殿かたじけない
そういえば身体の方はもう大事ないでしょうか?』

「う、うん、もう平気だよー♪」

頬を真っ赤にして恥かし気に答える

『朱門も無茶しでかしおったなー、こないな幼女まで手篭めにするとは』

すると家から那美が出てきて

「皆さんご飯ですよー」

『うほ♪ メシやメシー!』

『少しは控えんか! このたわけが!』

「はーい、いまいきまーす」








「おさるー、食器ならべおわったかー?」

「おわってっから早くもってこい、カメ」

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

げし げし どか ばき

「あー! またけんかしてるー!?」

どどどどっとなのは走ってきた

「二人ともそこに座ってください!」

こうしてなのはの説教が始まるのが高町家の日常である








昼食後

高町家の人々に加えて

美沙斗・月村忍・ノエル・那美・フィリス・耕介・リスティ・がきていた

リビングの中央には横断幕には『第7回・高町家族会議』と書かれている

桃子がコホンっと咳きをした

「えーまずは、恭也に関する情報を整理します、フィアッセお願い」

「はい、えっとまずは光狼さんと闇狼さんからの情報提供によって分かったことは
恭也が記憶喪失であるということです、いままでの人生はもちろん、御神流も忘
れてしまっているようです、さらに性格も多少の変化があったようです、以前よりも
やや粗暴な態度や、感情的になることが多いようです、しかし怪我や以前悩んでいた膝の傷は完治しているようです」

そう言ってフィアッセは座る

「皆だいたいわかりましたね?」

皆が頷く

「よろしい、では今日の本題は『どうして恭也が戦ってるの?』です」

『そやね、そのことについては簡単や、ワイらの仕事を恭也、やっけ?
まあ朱門が手伝ってくれちょるわけやー』

「え!? じゃあお師匠って巻き込まれただけー!?」

『闇狼の馬鹿者、重要な部分が抜けているぞ、我らと主は一心同体
それは瀕死の主を助けるために我らの力の大半を分け与えたからだ
しかしそのために我らは戦えない、そこで主が代わって戦っているわけである』

「なるほど、たしかに理屈にあってるわね、あ、でもそれだったら恭也に
影響とか出ないの? たとえば今回みたいな発情期とか」

「「「「「「「!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」

全員がその単語に超反応した

『あー、そういえば前にも一回あったなー、ごっつう荒い息して
苦しんどったわー、ありゃ目が逝っとったでー』

『たしかに、主には多くの影響が出ているようだ、発情期をはじめ
他にもたくさんあるだろう、しかしこれといって命にかかわるような
影響はないから安心してよい』

「そういえば、師匠と犬ってどこでであったの?」

『犬と呼ぶな、まあいい、我と主の出会いは、そう・・・』

『ワイらが散歩しとったらビルから降ってきたんや』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

「うわ、だっせー」

あまりにもストレートな晶の感想

これから壮大な話しをしようとした光狼はかなり凹んだ

『はは、光狼そないに落ち込むなや・・・・
皆は他に質問ないんか?』

桃子が手を上げて

「恭也には以前同様うちで暮らしてもらうつもりだけど
さっきの話から、なにか不都合はあるのかしら?」

『あー、そないなのナイナイ、ワイらも朱門の家族探しとったくらいや
ただ、こないに早く見つかるとわ思わんかったから、朱門の身体がまだ
完全に治っとらんのや』

「それって大丈夫なの?」

『まぁ後、二・三年はかかるやろな、その間ワイらもここにいなあかんけど』

「それなら大歓迎よ、いっそのこと家のペットにならない?」

『桃子はん、あんたはええお人やー、お世話になりますー(涙)』

「泣くほど嬉しいか?」

リスティが大げさだなぁといった態度をとる

『リスティはん!ワイらの日常知ったらそんなこといえなくなるでー!
あないな過酷な日々はもう嫌やー!
朱門も光狼もどうして我慢できるか理解できへんで、ほんま!
・・・・・・・・はっ!!? いかんいかん、ついとりみだしてしもうた』

マジ泣き絶叫する犬に全員が引く

「あ、そういえば、どうして恭也のことを朱門って呼ぶんだい?」

『あ? それはワイらの故郷の地名や、とりあえず呼び名ないと困るしなー』

「それだけ?」

『あ? 他になんか理由があるん?』

「いや、別に、あ、それとあいつら、アスタロトって奴ら何者なの?」

「それはうちも気になる、あんなに強力な力を持つのに
神咲に察知できない霊障があるなんて信じられん」

『あれ、霊なんたらとかとちゃうで、アイツラは文字どうり悪魔や
生きてるし、霊圧のコントロールだって人間よかバリ巧いで』

「でもあれは完全な人間だったぞ、ちゃんと報告書に書いてあったから
まちがいない」

『そりゃそうやで、悪魔っちゅーんは精神だけが依代に降りてくるんや
悪魔ぶったおしたら依代は元に戻るもんや』

「精神だけであそこまで強くなるのか、恐ろしいね」

『ま、しばらくは安心やろ、アスタロトは完全に殺したから
2000年は復活できんはずや、きっと今頃地獄で悶えてるで』

「なんだ、心配して損したよ」

『心配すんのは胸の大きさだけにしときー♪』

「な、関係ないだろ!」

「「「「「あははははははははは!!」」」」」

そんなこんなで皆が笑っていると

がちゃ

「「「「「「「「「「!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」

恭也が突然入ってきたのだった

「あれ・・・・皆、美沙斗さんまでどうして?」

きょとんとした表情の恭也

「お、おい? どうした? 俺の顔になにかついているのか?」

そういって恭也は自分の顔を擦る

「本当にどうしたんだ? それにそこの、犬か、それ?」

光狼達を指差して言う

「記憶が、もどってる?」

美沙斗が呟く

「ほ、本当に恭ちゃんなの!?」

美由希が震える声で尋ねると

「何言ってるんだ美由希? 当たり前だろう? 皆もおかしいぞ?
ところで俺は確かホテルで・・・・・」

「「「「「「「「「「「「・・・・・・き・・・・・・・きょ・・・・・」」」」」」」」」」」」

「お、おい?」

「「「「「「「「「「「「恭也ーーーー!!!!!」」」」」」」」」」」」

全員(耕介含む)が恭也に抱きついて

しばらく大泣きしたのは言うまでもない

その間わけが分からない恭也かなり困っていた(特に耕介に対して)

なにはともあれ、高町家に再び恭也は帰ってきたのであった














(おまけ)




ある日の高町家

「恭也、大事な話しがあるからいらっしゃい」

桃子母さん呼ばれてリビングに行くとに何故か知り合いの殆どがいた

美由希・なのは・レン・晶・美沙斗さん・久遠・忍・ノエル・那美さん・フィリス・リスティさん

俺はとりあえず席につく

「それで、いったい話って?」

「恭也、まず、落ち着いて聞いてくれ」

美沙斗さんが真剣な表情で言ってくるので俺は言われたとうりにする

「はい、わかりました」

俺が姿勢を正すと美沙斗さんが頷いて一言

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・妊娠した」

顔を真っ赤にしながら言ってきた

「は!?」

意味がわからない、まず主語が欠落している

なにより妊娠!?

「あの、それは、誰がですか? 美沙斗さんがですか?」

俺が恐る恐る尋ねると

「・・・・・・・・・・全員」

美沙斗さんはもはや耳まで真っ赤にしながら答える

その姿が結構可愛いなとか思ったり

ってか全員!!?

そんな馬鹿な!? 

なのはやレンはまだ小学生だぞ!?

あ、レンは中学生か(どーでもいいや)

「あ、あの言ってる意味がよくわからないんですが・・・!?」

ばん!

さっきから殺気を放っていた美由希がテーブルを叩いて立ち上がる

俺の中でかつてないほどの危機が迫っていると御神の血が警報をならしている

そういえば途中で見かけた闇狼と光狼が俺を可哀相な目で見ていたな

とりあえずぶん殴っといたが

「恭ちゃん!」

「は、はいぃ!?」

思わずビシっと固まってしまった

美由希が全員の顔を見渡し頷くと

俺の周りの皆が立って俺の前にならんだ

全員がすばらしい笑顔で俺を見つめている

しかし俺には部屋の寒気が増したように思えた

「・・・・せーのっ」

全員が呼吸をあわせ

「「「「「「「「「「恭也の子供、妊娠しちゃいました♡」」」」」」」」」」

俺は初めて泣いた(いろんな意味で)

「「「「「「「「「「「責任とってね♪」」」」」」」」」」」

「善処シマス」

俺の『守る戦い』にこれからも終わりはないようだ

新しく守るものが増えたようだしな(泣)











おわり








あとがき


あかねこは二重人格ですので対話形式です

よいねこ「ハッピーENDになってよかったですね!」

わるねこ「こりゃむしろ、ヒッピーENDだぜぇ・・けけけ」

よいねこ「恭也様が帰ってきたんだから、いいじゃないですか!!?」

わるねこ「全員を孕ませてな、あいつ絶対おんな達の両親から
      法的制裁をくらうぜぇ」

よいねこ「とらハ世界の住人はそんなことしませんよ!
      この世界は愛に溢れているんですから!
      他の世界とは一味も二味も違うんですよ!」

わるねこ「そりゃおめでてぇや、じゃあさ
      最後に一言、負け惜しみを言わしてくれや」

よいねこ「ふんっ、いいでしょう! どしどしきなさい! 
      敗者には情けをかけてやるものです」

わるねこ「アリサの件はどうなんだ?」

よいねこ「・・・・・・・・・・・・・・」

わるねこ「おわるぜぇ〜」






最悪におわる


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