あかねこ屋敷
[このSSは実際の企業・団体・人物・物理法則とは一切関係ありません]







恭也と美由希が毎朝の日課である走り込みを行なっていると

「む、あれは?」

「恭ちゃんどうしたの?」

道の隅になにかが落ちていた

気になった恭也が近くまでいってみると

「・・・・・・・・・・・・これは」

それは捨てられ風雨の晒され皺くちゃになったエロ本であった

「あ、これHな本だー!? 恭ちゃん何見てるのよえっち!!」

尊敬する師であり、好意を寄せる兄が道端のごみ同然のエロ本に見入っている

美由希が怒るのももっともだ

しかし、そんな美由希とは対照的に、恭也はどこか懐かしい眼でそれを見ていた

そう、あれはまだ恭也が中学生のときであった・・・・・・・









桃子ファイナルファイト

written by あかねこ










「なあ高町、女の身体見てみたくないか?」

「いきなり何を愚かなことを言っているのだ赤星?」

学校の放課後、恭也と赤星が帰っているといきなりそんな会話がなされた

赤星は背に竹刀袋を背負っていて、恭也よりも少し背が低い

恭也は現在と相変わらず年齢に似合わない無愛想な表情である

「今日の保険の授業でさ、先生が言ってたろ『男女の区別がはっきりしてくる
二次性徴とは・・・・』ってさ、どういうのか気になるんだよ」

「そんなことは菅原先生(女性独身:59歳)に直接尋ねればよかろう?」

ちなみに菅原先生はその見た目から、通称『ガマガエル』と呼ばれている

「わかってないなー、こういうのは自分の『目』と『耳』と『手』で確かめるもんだろ?」

いやらしい表情で手をわきわきさせる赤星(安二郎に激似) 

未来の彼がこの光景を見たら問答無用で己をしばきたおしたであろう

「む・・・・それも一理あるが、いったいどうやって確かめるのだ?
いっとくが俺の家族に手を出すことは許さんぞ?」

そう言って恭也は鞄から小太刀をちらつかせる

ギラギラ光る刀身が恐ろしい(士郎の亡霊憑き)

「・・・・ぐぅ・・・・・しかたあるまい」

「本気で手を出す気だったのか・・・・・・・・斬るか」

御神の剣士は『守る戦い』でこそ真価を発揮するという

恭也にかつてない闘志がみなぎる

「ま、まて! 冗談だ! それよりもお前には何か考えはないのか?」

「そうだな、女性に直接頼むことが無理ならば、書物で調べてみるのはどうだ?」

恭也もこれで微妙なお年頃、もちろん女性に興味がないわけではない

最近では某お菓子職人未亡人にどきどきしていたりもする背徳少年

「ああ、エロ本か!!」

「ば、馬鹿者! こんな大通りでそんなことを大声で叫ぶな!!」

とっさに周りをキョロキョロする恭也(万引き少年のそれ)

幸い自分たちの周りには人がいなかったようである

恭也がほっと安心していると

「でもよ高町、どうやってエロ本なんかを手に入れるんだよ?
まさか、買うのか!? 俺は嫌だぜ、恥ずかしい!」

「うむ、そこが問題だな、そういう本は大抵の場合18歳以下は買ってはいかんから
俺たちには無理だな」

そこで恭也が悩んでいると赤星が何事かを叫んでいた

「お、おい、高町! あれエロ本じゃないのか!?」

赤星が指差す先、そこには道端に無造作に捨てられているエロ本があった

そう、これぞ有名な『河原のエロ本』である!



※河原のエロ本

その起源は昭和47年1月号『ポケットビジュアル誌・ヤングV』という

約30年前のエロ本にまで遡り、当時淫猥な本は持っているだけで

差別の対象だった、そしてその持ち主もまたエロ本の処分に困っており

最終的には河原等に人知れず捨ててしまうのです、しかしエロ本は

河原で朽ち果てることなく12〜17歳の年齢的または社会的羞恥心から

エロ本を買うことができずに悩んでいる者達によっって探索・回収・補修され

再びその役目を得るのです、このようなエロ本のリサイクル的循環形態を

我々の学問の世界では『エロノミックサイクル』と呼んでいる

                            [抜粋:Dr・氷室の獣娘百選]より



「・・・・おい! 高町、どうしたんだ? さっきからぼうっとして?」

「はっ!? す、すまん、何か頭に変な説明が流れてきて・・・・」

恭也は謎の毒電波の影響でグロッキーになっていた

「それよりも、ほら、これエロ本だぜ!」

赤星が落ちていたエロ本を手に(馬鹿みたいに)喜んでいる

エロ本の表紙には『特集! 女体の神秘を徹底攻略!』と書いてある

一体この雑誌は女性の何を攻略するつもりなのであろう?

そんな様子を見ていた恭也は赤星に怒鳴る

「お、おい! (いろんな意味で)汚いぞ! そんなもの捨てろよ!!」

「なんだよ、高町はこれ見たくないのかよ? 別にいいぜ?
俺一人で女性の身体の神秘を解明するからよ!」

そう言ってページをちらつかせる(愚者)赤星

恭也の中では理性と欲望のセメント(真剣勝負)が繰り広げられていた

「うほー! すっげー!! これが女体の神秘かー!!!」

一人で興奮している赤星、それを見て恭也が切れた

「ま、まて! 俺にも見せてくれ!!」

赤星はそんな恭也の態度を見て満足そうに微笑むと

「ふ、はじめから素直になれよ・・・・・・まったく、世話のかかる親友だぜ・・・・・・・」

渋く決めたつもりだろうが客観的には最高に情けなかった

そして二人がエロ本を読もうとしたとき

「あら、恭也ー! そんなところで何してるのー?」

偶然にも桃子が通りかかったのである

「「げっ!!? (ま、まずい!!!)」」

「(高町! とにかくエロ本を隠せ!!)」

「(う、うむ!)」

二人がアイ・コンタクトで会話すると(0.002秒)

恭也はすばやくエロ本を鞄に隠した

「やっほー、恭也に赤星君もこんなところで蹲ってどうしたの?」

「い、いや、なんでもないですよ!!(やべー!!)」

「あ、ああ、それより母さんこそどうしてここに?(どうにか誤魔化さないと!)」

「なのはを保育園まで迎えにいってたのよ」

桃子は寝ているなのはを背負っていた

「そ、そうだったんですか! そりゃあ、ごくろうさまであります!(早く帰ってくれー!)」

「? 二人ともなんか変よ?」

桃子が二人の挙動不審な態度に疑問を持ち始めたとき

ちら

「はっ!!?」←劇画調な顔

桃子は見た!(某家政婦のように)

恭也の鞄からちらりと見えた(汚ねぇ)エロ本を

そして彼女は瞬時に悟ったのである

「(そう、恭也はもうそんな年頃だったのね・・・・ここは母として・・・・・)」

さっきとは一変、妙に慈愛に満ちた表情になりながら

「恭也、母さんは先に帰っているから、あんまり遅くならないようにね?」

「あ、ああ、わかっている(た、助かった!)」

「も、桃子さん、さ、さようならであります!(俺は勝ったぞー!)」

そうして桃子は帰っていった

恭也の性教育に関して様々な計画を考えながら

そんな桃子を見送った二人は

「・・・・・・・・・さてと」

「「さっそく見てみるか!!」」

しかし天はそんな二人をお許しにはしなかった

「あれ? おにいちゃーん!」

赤いランドセルを背負った美由希が無邪気に駆け寄ってきた

そして(邪気一杯)の二人はというと

「み、美由希!!?(まずいっ!?)」

「なにしてるのー?」

「い、いや、なんでもないぞ!(どうする赤星!?)」

「や、やあ、美由希ちゃん!(と、とにかくエロ本を隠せ!)」

「ん? 変なの、ま、いいやっ、おにいちゃん一緒に帰ろ!」

「い、いや、しかしな・・・・(まだエロ本見てないし・・・・・)」

「恭也! 俺先に帰るわ! じゃあな! (こんなんじゃ落ち着いて見れんわ!
俺は脱出させてもらう! そのエロ本は大事に保管しとけよ!)」

「あ、ああ、赤星また明日な・・・・・(こ、この、裏切り野郎!!)」

「美由希ちゃんも元気でな! (恭也、後は頼んだぜっ!)」

「うん、ばいばーい!」

走り去っていく赤星、その姿韋駄天の如し

「じゃ、じゃあ帰るか美由希・・・・・・・ (ちくしょう赤星め! 覚えてろ!!)」

二人のアイ・コンタクトは脅威の以心伝心であった

この数分で一気に疲れた恭也にこれ以上の抵抗力はなかった

恭也とは対照的に元気一杯な美由希と一緒に帰るのであった




「・・・・・・いったいどこに隠せばいいのだ?」

恭也は和風の自室で思い悩んでいた

その手には赤星から託されたエロ本が握られている

「机の引き出し・・・・・・却下だ、美由希や母さんに見つかる可能性がある」

「ベットの下・・・・却下だ、俺は布団で寝ている、ベットなどない」

「木を隠すには森の中か・・・・・しかし俺は教科書以外の本を持っていなかったな」

あらためて何もない殺風景な部屋であると自覚させられる

「万事、休すか・・・・・・・・」

そうやって恭也が諦めかけたとき、恭也の頭に(消えかけの)電球が光った

「そうだ! 天井裏に隠せばいいじゃないか!!」

恭也は卓越した身体技術を(無駄に)駆使して天井裏にエロ本を隠した

「よし、これなら絶対にばれることは無いだろう!」

満足そうに頷くと恭也は夕食のためにリビングへと向かっていったのであった



「恭也、今日も夜に鍛錬に行くの?」

夕食中に桃子は恭也にそんなことを聞いてきた

桃子としては恭也にあまり夜出歩いて欲しくなかった

いくら御神の剣士といえどまだ中学生

そんな子供を夜中に出歩かせて平気なわけないのだ

「ああ、父さんや美由希のためにも俺は一刻も早く強くならなくてはいけないからな」

断固とした意思、恭也の意志は固い

「そう、でも気をつけていってくるのよ? 恭也はまだ中学生なんだから
あまり無茶してもだめよ?」

「わかっている、多分12時前には帰ってくる」

「ええ、いいわ、気をつけていってらっしゃい」

そうして夕食後、恭也は夜の鍛錬に向かって行った

そして恭也が家を出たあと美由希となのはが寝静まると

この時を待っていた桃子の壮大な計画が発動したのであった

「ふふふ、桃子さんの母性愛がいまこそ全快よ♪」





数時間後

がら

「・・・・・・・ただいま」

体中を泥だらけにして、鍛錬を終えた恭也が静かに帰ってきた

静まった家、当然家族は皆寝ていることだろう

恭也は極力音を立てないように風呂場へと向かっていった

何故か風呂場には明かりがついていた

恭也はそっと風呂場に入ると、桃子が用意してくれたのであろう

恭也の着替えと、ほどよい温度の風呂が沸いていた

「母さんがやってくれたのか・・・・・ありがたい」

桃子の好意に感謝しつつ恭也が風呂に入ろうと服を脱いだとき

「・・・・・・・ん? こ、これはぁ!?」

恭也が見たのは着替えの上にさりげなく置かれた桃色ショーツ(桃子パンティー)

あまりにもさりげなく置いてあるので気がついていなかったようだ

しかし気がついてしまった今やその破滅的なオーラに足が竦む

「・・・・・こ、これは、母さんが間違って置いて行ったんだろうか!?」

恐る恐る桃子パンティーを退かそうと右手で触れると

「あ、暖かい!!?」

その脱ぎたてである証拠に恭也は驚愕した

(未亡人)×(脱ぎたてパンティー)=戦闘力18000000000000←[スカウター崩壊!]

「・・・・くっ! 俺は何を考えているんだ!!?」

震え暴走しそうになる右手を左手で掴んで制し苦悶の表情になる恭也

恭也の心の中では『悪魔恭也』と『天使恭也』の激しい戦いが繰り広げられていた

その恭也の後ろでは何故か八景がかたかた震えていた

八景(IN:士郎)「(恭也、耐えろ! 俺の桃子に欲情するんじゃない!!)」

数分後、なんとか己を制し桃子パンティーを洗濯籠に投入することに成功

八景(IN:士郎)「(さすだは俺の息子だっ!!!)」

憔悴しきった表情で恭也は風呂に入ったのであった





「・・・・・・・・く、よけい疲れてしまったような気がする、早く寝てしまおう」

恭也が自室に入ると、今度は既に布団が敷いてあった

「・・・これも母さんがやってくれたのか、本当にありがたいな」

そうして恭也が感激していると、ふと視界に不自然なものが写った

机の上に何かが見える

「・・・・・? あ、あれは!!? まさかっ!!!?」

頭がくらくらして視界が歪む

ふらふらとした足取りで机まで歩いてそれを確認すると恭也は死にたくなった

「うあぁぁ・・・・・・・(泣)」

それは今日の帰りに拾ったエロ本であった

皺くちゃだったページをご丁寧に一ページごとにアイロンをかけて綺麗に伸ばし

破れていた箇所を丁寧にセロハンテープで張り合わせてある

以前の汚さなど微塵も感じさせない仕上がりだ

そのエロ本が綺麗に机に置かれていたのである

そう、これぞ有名な『母の愛』である!




※母の愛

古来より母とは子供の成長を見守るにあたり、積極的に干渉したほうが

良いとされてきた、しかし思春期を向かえ精神的にも身体的にも発展途上な

子供に対して母親が出来ることはほぼ皆無であり、性に対する興味から

子供が淫猥な本等を所持していて、それを家族に見つからないように隠して

いた場合、母は子供に『お母さんはわかってる、だから隠して読む必要なんか

ないんだよ』、という愛のメッセージをこのように態度で示してしまうのである

母親の90%以上がこのような勘違いによって、子供が物凄く苦しんでいる

ことを知らずにいるのが現状である、そう、『愛ゆえに、愛ゆえに人は苦しま

なければならぬ!』(by南斗最強の漢)、ちなみに過去、この事実を学会に

公表した矢沢医師はその後、PTAの圧力によって学会を追放された

                     [抜粋:安二郎の日本列島幼女万歳!]より



「うわあああああああああああああ!!!?(大泣)」

あまりの事態に錯乱気味になる恭也

そりゃあ、そうだろう、こんなホラー映画のように驚かされては無理もない

明日からどんな顔をして生活していけばいいんだろうか

もはや死ぬしかあるまい

恭也がそんな結論に達し八景を手に取ったとき

がし

「おわぁ!?」

いきなり布団から手が伸びてきて恭也の足を掴んだ

そのまま布団の中に引きずり込まれる恭也

「な、なな、なんだっ!?」

訳がわからず大声を上げると、恭也の唇に誰かが手を当ててきた

「・・・・恭也・・・・静かにして」

「む、むぐぅっ!!? (か、母さん!?)」

なんとそこにいたのは桃子であった

恭也の口を片手で押さえながら、恭也に覆いかぶさっている

その姿は全体をピンク色のパジャマで統一しており非常に妖艶である

「む、むぐ、むぐぐぅ!? (どうして母さんが俺の布団中に!!?)」

「恭也・・・・母さん、今日恭也がHな本持ってるの見ちゃったの・・・・・」

「むぐ!!!? (げげぇ、マジすかっ!!?)」

「それでね、恭也がそんな年頃になっているのに母さん何か出来ることが
ないのか考えてみたの」

「むぐぐぅ! (ってかほっといてくれよ!!)」

「それでお風呂場に母さんのショーツ置いてみたり、恭也が拾ってきた
Hな本を綺麗に直したりしてみたんだけど・・・・・」

「むぐ、むぐぐぅ、むぐぅ!!? (あれは母さんの仕業だったのか!!?)」

「恭也が女の子に興味があるのに母さんが出来るのはこのくらいしか
ないのかなって、悩んでいたら名案(迷案)が浮かんできたのよ」

桃子がかつてない妖艶な表情になる

「むぐ!? (な、なんだこの悪寒は!?)」

「つまり桃子さんが恭也に直接いろいろ教えちゃおーと思いまーす♪」

そういって恭也の服を脱がしにかかる

「む、むぐ、むぐぐぅ!? (そ、それはマズイ! ま、待ってくれ母さん!!?)」

慌てる恭也を気にすることなく桃子は恭也の服を脱がしていく

「ふふ・・・・安心して恭也・・・・・桃子さんに全てまかせて♡」

(未亡人)×(妖艶な微笑)×(甘い囁き)=その破壊力は無限(∞)!!!

そして恭也の理性も大崩壊(天使恭也も速攻で寝返った)

がばぁっ!

桃子を押しのけ逆に押し倒す姿勢になりながら襲い掛かる

「桃子ぉーーーーーーーーーー!!!! (ケダモノ化)」

「キャーーーーー♪」

このまま恭也は禁断の関係に突入してしまうのだろうか!?

否! 断じて否! (あかねこは改心しました)

ここで奇跡が起こった!

途中で放り投げられた八景が再びかたかた動き出したのである

かたかたかた

八景(IN:士郎)「(ぬおおおおおおおお!! させるかあああああああああ!!!)」

びょーん

自力(!?)で飛び上がる小太刀

八景(IN:士郎)「(愛してるぜええええええええ!! 桃子おおおおおおお!!!)」

ひゅーーー・・・・・・ん

八景は大きく方物線を描きながら

ぐさ

恭也の尻に深々と刺さった



恭也&士郎「「ぎゃあああああああああああああああああっ!!!!」」



こうして恭也の危機は父の愛によって無事(!?)去ったのである

それ以降も桃子からの誘惑が何度かあったのは恭也だけのトップシークレット

高町恭也、中学時代の思い出であった










「・・・・・・・・・・・・・ふ、なつかしいな・・・・・・・・・・」

「恭ちゃん? さっきからH本見ながらぶつぶつ怪しすぎるよ・・・・・」

十分以上エロ本を見ながら『いい顔』をしていた恭也

警察にいきなり暴行されても文句は言えない

「いや、なんでもない」

「そう? だったら早く走りこみ終わらせちゃおうよ! 
今日は赤星さんと何か用事があるんでしょ?」

「赤星!!?」

美由希がいらいらしながら恭也を促すと

恭也の気配が一変した

「そうだな、思い出したこともあるしな・・・・・今日は忙しくなりそうだ・・・・・・」

そう言ってこの上なく邪悪な笑みを浮かべる恭也

かつて美沙斗が纏っていた復讐者の殺気である

美由希がその殺気にびびって泣きそうになる

「(うわ・・・・恭ちゃんがめちゃくちゃ怒ってるよ〜、なんで〜!!?)」

「(赤星の奴にあの時の復讐をしないとなぁ・・・・くくくく)」

その日の走りこみはいつになく緊張感のあるものとなり美由希のトラウマとなった







おまけ

忍「あれ、恭也と赤星君は?」

生徒A「さっき二人ともなんか深刻な顔して出て行ったよ
    『あの時の本』とか何とか言って」

忍「ふーん、ま、いっか」



その後、ぼろぼろになって校門に吊るされている赤星が発見された

彼はフンドシ一丁で胸には『世紀末エロ王』と油性ペンで書かれていた

精神にも深刻なダメージを受けていて病院に運ばれ全治半年以上と判断され

赤星は全治するまで毎晩酷い悪夢に悩まされたのであった

恭也は何故かさっぱりした表情になっていたそうな







「よう、赤星♪ ほれ、お見舞いにエロ本もってきてやったぞぉ・・・・(邪笑)」

「エロ本スイマセンエロ本スイマセンエロ本スイマセンエロ本スイマセン・・・・・・・」










あとがき


あかねこは二重人格ですので対話形式です

よいねこ「これも思春期によくある現象ですが、好きな子には意地悪しちゃいますよね
      ほら、気を引こうとしてついやっちゃうとか、青春ですね!」

わるねこ「ああ、そういう話しはよくあるな、大抵はその所為で嫌われるがなぁ?
      あとエロ本とか買った帰りは妙に交通安全になる奴とかいるよなぁ?」

よいねこ「そういう微妙に生々しい話はやめなさい! 読者が引くでしょう!!
      せっかくの青春の甘酸っぱいメモリーが台無しじゃないですか!!」

わるねこ「そういえば、あかねこは最初このSSのオチをエロ本を買った帰りの
      恭也が交通事故にあって大恥をかくENDにしようとしてたらしいぜぇ?」

よいねこ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・史上最悪なENDですね」

わるねこ「それもわるくないぜぇ」








体験談END


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